イタリアへ旅行に行こうと考えているあなた。旅行の際、必ず役立つイタリア語のフレーズを知りたいと思いませんか?
イタリアでは決して全ての人が英語を話せるわけではありません。その為、旅行に行く際は最低限必要なイタリア語は覚えておいた方が絶対に便利です。
今回はイタリア在住の私が、旅行に必ず役立つイタリア語のフレーズ8選をご紹介します。ぜひ旅行前に、この8つのフレーズは完璧に覚えてしまいましょう。
旅行に役立つフレーズの英語版と中国語版を見たい方は【海外旅行を楽しむコツ】知っておくべき現地語フレーズ7選(+1)をご覧ください。筆者は、私も参加するみらいサロンメンバーのねねさんです。ねねさんのお声掛けで今回私もイタリア語版を作成しました。
また、フランス語版を見たい方は 【フランス旅行を楽しもう!】旅行前に覚えておきたいフランス語8選をご覧ください。筆者は同じくサロンメンバーのくまこさん。フランス語とイタリア語は似ているところもあり、比較してみるのも面白いですよ。
旅行で必ず役立つイタリア語のフレーズ
こんにちは/こんばんは
①Buongiorno/Buonasera
ブォンジョルノ/ブォナセーラ
一般的によく使用される挨拶の言葉がBuongiornoとBuonasera。午前中~午後2時ぐらいまではBuongiornoを使用し、その後はBuonaseraを使うと覚えておけば良いでしょう。
せっかくイタリア語を使用するチャンス!ホテル、レストラン、デパート、立ち寄った場所でぜひ積極的にBuongiorno/Buonaseraと挨拶してみて下さい^^
この2つ以外にも、イタリア語の挨拶にはバラエティ豊かな言い回しがあります。挨拶をもっと知りたい方はイタリア語の挨拶で実際に良く使う言葉15選をチェックしてくださいね^^
すみません
②Scusi
スクージ
定員さんなどに「すみません」と声をかけたい時に使用するのがScusi。自分より明らかに若い人へは親しみをこめたScusa(スクーザ)でもOK。
道をあけて欲しい時にも日本では「すみません」と言いますよね?イタリアでも同様に一言声をかけるのが礼儀です。この場合はScusiと共にPermesso(ペルメッソ)という言い回しもよく使用します。
はい/いいえ
③Sì/No
スィ/ノー
イタリアへ行くなら「はい」と「いいえ」は必ず言えるようにしておきましょう。イタリアの観光地に行くとミサンガなどを押し売りしてくる人もいます。いらない場合はきっぱりNoと言うことが大事。
「はい」という意味を持つイタリア語のSìですが、日本ではどれぐらいの人が知っているのか実はずっと気になっていました。そこで、ツイッターで24時間アンケートを取ることに。
どれぐらいの方が知っているかアンケートを取らせて下さい。
日本語の「はい」をイタリア語では何て言うでしょう?
— yachi@ミラノ暮らしブロガー (@yachi02080302) 2018年7月28日
有難いことに約200名の方にご回答頂いたのですが、正解のSìを選んだ方は全体の42%という結果になりました。※選択肢にあったYesは英語、Ouiはフランス語です。
分からないとご回答頂いた方も含めると、不正解は全体の半数以上。日本ではまだまだイタリア語に馴染みのない方も多いということが分かりました。
もっと身近に感じて頂けるよう更にイタリアやイタリア語に関することを発信していきたいという気持ちが強くなりました。
分かりました
④OK
オーケー
「分かりました」と言いたい場合は、日本語でもよく使用するOKという言葉を覚えておけば大丈夫です。
理解しました→Ho capito.(オ カピート)
理解できませんでした→Non ho capito.(ノン オ カピート)
イタリア語が話せません。
➄Non posso parlare italiano.
ノン ポッソ パルラーレ イタリアーノ
ここからは少し難しくなりますね。Non(否定の言葉)+posso(~ができる)+parlare(話す)+italiano(イタリア語)をつなぎ合わせると「イタリア語が話せません」というフレーズになります。
英語は話せますか?
➅Può parlare inglese?
プオ パルラーレ イングレーゼ
英語はingleseと言います。イタリア語になると言語や国までも英語名とは違う読みになるのですね。ちなみに日本語はgiapponeseと言います。
Può(~ができる)+parlare(話す)+inglese(英語)で「英語は話せますか?」というフレーズになっています。
➄のフレーズと見比べると「~ができる」という部分が少し違っているのが分かりますか?イタリア語は主語によって動詞を活用する必要がある為、少し形が違っているのです。
詳しく動詞の活用が知りたいという方はイタリア語の文法を基礎から学習しようー不規則動詞編ーでチェックしてみて下さい。記事内の5番が「~ができる」の活用です。
ごめんなさい。
⑦Scusi/Mi dispiace
スクージ/ミ ディスピア―チェ
②の「すみません」でも出てきたScusiは「ごめんなさい」という意味でも使用します。もう1つの言い方Mi dispiaceもよく聞く言葉です。
トイレはどこですか?
⑧Dov’è il bagno?
ドヴェ イル バーニョ
海外でトイレを探すのってけっこう難しいものです。日本みたいにどこでもトイレはありません。そんな時に覚えておくと便利なのが、トイレの場所の聞き方。
②のScusi(すみません)をフレーズの一番最初に持ってきて、Scusi, dov’è il bagno?と聞くと更に丁寧ですね。
イタリアでトイレを探したい場合は、街中に数えきれないほどあるBar(バール)へ行くと良いでしょう。イタリアで言うBarとは、小さな喫茶店みたいなものです。
アルコール、ジュース、コーヒーなどが揃っています。イタリア人はトイレを使用したい時はBarでコーヒーを一杯飲み、トイレを使用するというやり方をします。
♦イタリア語が不安と言う人には旅の指さし会話帳もお勧め♦
まとめ
イタリア旅行で必ず役立つフレーズ8選をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
約10年ほど前、私はイタリアへ旅行したことがあります。当時の私はイタリア語が全くできず、しかも下調べもせず旅行へ行きました。フランス語を学習していていた為(詳しいプロフィールはこちら)、フランス語で会話を試みるという無謀な手段を取りました。
結果、イタリア人には全く言葉が通じませんでした。さらには英語も試みましたが、なかなか言いたいことが伝わらず非常に困った経験があります。
私のような失敗をしない為にも、旅行に行くならやはり最低限の現地の言葉を覚えておくことをお勧めしたいです。ご紹介した8つのフレーズは必ず役に立つことと思いますので、ぜひイタリア旅行の際に使用してください。
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