イタリア語

イタリア語の文法を基礎から学習しようー序数編ー

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以前イタリア語の数字(基数)の言い方を勉強しましたが、1から100まで覚えるの結構大変でしたよね?イタリア語では他にも、物の順序を表す数の言い方「序数」と呼ばれるものがあります。序数を使用する機会は日常生活の中でもよくあります。

 

例えばエレベーターの階を言うとき日本語では基数+階と付け加えるだけで良いですが、イタリア語では基数ではなく序数を使用する必要があります。

 

レストランなどで料理を注文する時もプリモピアット(第1番目の料理)やセコンドピアット(第2番目の料理)といった言い方をしていたの覚えていますか?こちらもプリモ、セコンドといった序数を使用しています。

 

今回はこの序数を一緒に勉強していきましょう。

 

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序数

まずは1から10まで序数でどのように言うか見てみましょう。

1番目の primo(プーモ)
2番目の secondo(センド)
3番目の terzoルツォ)
4番目の quarto(クルト)
5番目の quinto(クント)
6番目の sestoスト)
7番目の settimoッティモ)
8番目の ottavo(オッ―ヴォ)
9番目の nonoーノ)
10番目の decimoーチモ)

若干基数と似ているものもありますよね。序数は関係する名詞の性・数に応じて、形容詞と同じ語尾変化をしますので注意してくださいね。

 

例えば乗り物のファーストクラスとセカンドクラス。イタリア語でクラスはclasseと表します。このclasseは女性名詞のため、primo、 secondoも女性形に変化する必要があるんです。ファーストクラスはprima classe、セカンドクラスは seconda classeとなります。

 

序数を使用した会話もいくつか見てみましょう。

 

1.A quale piano abiti?(ア クワレ ピアノ アビティ)
何階に住んでいるの?

 

ーAbitiamo al primo piano.(アビティアーモ アル プリモ ピアノ)
2階に住んでいます。
※イタリアではprimoが2階になります。日本で言う1階はpiano terra(ピアノ テッラ)。

 

2.Ho vinto il primo premio.(オ ビント イル プリモ プレミオ)
1等賞をとったよ。

 

3.Prendo la lasagna come primo.(プレンド ラ ラザーニャ コメ プリモ)
一皿目はラザニアにします。

 

【単語】

piano(ピアノ)

vincere(ヴィンチェレ)
勝利を得る、受賞する
※文章中では過去形になっています。過去形に関しては後日また詳しく勉強しましょう。

premio(プレミオ)

 

11からは比較的簡単です。基数の語尾を取り除き、そこにesimoという文字を付け足せばOK。どのような感じになるか表で見てみましょう。

11番目の undicesimo
(ウンディチェージモ)
12番目の dodicesimo
(ドーディチェージモ)
13番目の tredicesimo
(トレーディチェージモ)
14番目の quattordicesimo
(クワットルディチェージモ)
15番目の quindicesimo
(クインディチェージモ)
16番目の sedicesimo
(セーディチェージモ)
17番目の diciassettesimo
(ディチァセッ―ジモ)
18番目の diciottesimo
(ディチォッージモ)
19番目の diciannovesimo
(ディチァノーヴェ―ジモ)
20番目の ventesimo
(ヴェンージモ)

11は基数でundici(ウンディチ)でしたよね?その最後のiを取り除きesimoを付け足しているんですね。21以降も同じようにesimoで形を作っていきますが、23のように最後がtréで終わる場合は注意が必要。ventitreesimoとeが2つになるんです。33、43、53と全て同じようになるので気を付けて下さいね。

 

それでは今回はこの辺にしましょう。お疲れ様でした。

 

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まとめ

今回はイタリア語での序数の表し方を学んできました。基数の際より比較的簡単だったのではないでしょうか?

 

2017年、ブログを始めてまだ数か月ですが、イタリア語の文法を一緒にたくさん学んできましたね。また来年も引き続きブログ内でイタリア語の文法をできるだけ分かりやすく説明していきたいと思っていますので、イタリア語を上達させたいという人は一緒にがんばっていきましょうね。

 

言語は人とコミュニケーションをとるのに大事なツール。イタリア語ができたらきっと海外の友人も増えますよ~^^

 

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