イタリア人がこよなく愛するジェラート。イタリアでは街を歩けば至る所でGelateria(ジェラテリア)と呼ばれるジェラート専門店を見かけます。
夏に近づき暖かい日が増えてくると、子どもから大人まで、年齢や性別関係なくジェラートを美味しそうにほおばる姿もよく目にします。
あなたはジェラートと聞いてどれぐらいの種類があるか想像できますか?2~3種類なんてものじゃないんですよ。イタリアでは大抵の場合10~20種類もの味を取り揃えているジェラテリアばかりなんです。
そこまで種類が多かったら、何味を頼めばいいのか正直迷いますよね。そんなあなたの為に、今回はイタリア人に人気の「絶対お勧めのジェラートの味10種類」をご紹介します。
イタリアのジェラートを食べる際は、ぜひこの中から好みの味を選んで試してみて下さい。
目次
お勧めのジェラートの味10種類
1. Nocciola ノッチョラ
ヘーゼルナッツ味のジェラート。日本ではなかなか試すことのできない味。
イタリアではクッキーやブリオッシュ(甘いパン)の中身まで、色々な食べ物にノッチョラと呼ばれるヘーゼルナッツが使用されています。
チョコレートとはまた一味違った美味しさ。一度食べたら病みつきになる味です。
2. Pistacchio ピスタキオ
ピスタチオ味のジェラート。
日本のピスタチオのイメージはジェラートからはかけ離れているかもしれませんが、ピスタチオはとてもジェラートとの相性がいいんです。
日本ではあまり見かけないと話すとものすごく驚かれるほど、ピスタチオ味のジェラートはイタリア人に大・大・大人気の味です。
3. Caffè カフェ
イタリアといえばコーヒー。ジェラートでもコーヒー味があるんです。
コーヒー豆が一緒に入っていることが多く、サクサクした触感も楽しみながら食べられる一品。
少し甘さが控えめなジェラートを食べたい方にお勧めの味。
4. Amarena アマレナ
チェリー味のジェラート。
甘いような、少し酸味があるような、なんとも言えない絶妙な味。
個人的にとても大好きでよく選ぶ味です。
5. Tiramisu ティラミス
ティラミスはイタリアの定番デザート。ジェラートでも食べられちゃうんです。
ケーキで食べるのと、ジェラートで食べるのとではまた一風違った感じに。ティラミス好きのあなた、ぜひ違いを試してみては?
6. Limone リモーネ
レモン味のジェラート。
イタリアにはレモンや桃などの柑橘系のジェラートもたくさんおいてあります。
レモンは「リモンチェロ」というイタリアで有名なお酒にも使われていて、イタリア人の好きな味。
さっぱり系の味が食べたい人にお勧め。
7. Cioccolato fondente チョコラート フォンデンテ
ダークチョコレート味のジェラート。
ダークチョコレートといっても苦くなく、コクのあるチョコレートといった感じ。
チョコレート好きにはたまらない味。
8. Cocco コッコ
ココナッツ味のジェラート。
ココナッツ味は日本でたまに見かけるくらいですが、イタリアでは定番の味。
甘~いジェラートが食べたい人にお勧めの味。
9. Yogurt ヨーグルト
ヨーグルト味のジェラート。
こちらもさっぱり系のジェラートを食べたい方にお勧め。
ヨーグルト味は日本でもイタリアでもどちらでも人気ですね。
10. Liquirizia リクリッツィア
リクリッツィアというキャンディ味のジェラート。
これは変わり種のジェラートでどこでも見かける訳ではありません。
とても独特な味で個人的には苦手な味なのですが、イタリア人には人気の味。私の夫も大好きです。もしも見つけたらチャンス!ぜひ試してみて。
好きな味を選んだ後は、ジェラート店で簡単に注文する方法を覚えてしまいましょう。
ジェラートの頼み方
1.ジェラートのサイズを選ぼう
ジェラート店には大抵2つもしくは3つのサイズがおいてあります。
・Piccolo ピッコロ (小)
・Medio メディオ (中)
・Grande グランデ (大)
メディオが置いていないところもあるのですが、ピッコロは2種類の味、メディオは3種類の味、グランデは4種類の味が選ぶことができます。
※メディオが置いてない場合、グランデが3種類になることもあります。
ピッコロ オ グランデ?
(小それとも大にしますか?)
ピッコロ ぺルファボーレ
(小をお願いします。)
※ぺルファボーレはイタリア語で「お願いします」の意味です。
2.コーンかカップかを選ぼう
コーンは Un cono ウン コーノ
紙カップは Una coppetta ウナ コペッタ
ウン コーノ オ ウナ コペッタ?
(コーンそれとも紙カップにしますか?)
ウン コーノ ぺルファボーレ
(コーンをお願いします。)
3.味を選ぼう
ケ グスティ ヴォイ?
(どの味がいいですか?)
ピスタキオ エ アマレナ ぺルファボーレ
(ピスタチオ味とチェリー味お願いします。)
※ピンク色で囲ってあるところを自分の好きな味に変えて注文してくださいね。
大抵金額は看板に書いてありますので、その金額を渡せばOK!ジェラートの注文は完了。これで自信を持ってジェラート注文できますね ^^
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まとめ
イタリアでお勧めのジェラート10種類と注文の仕方をそれぞれご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?食べたいジェラートの味は見つかりましたか?
イタリアに旅行に来るからには絶対に食べておきたいジェラート。旅行期間中に毎日1つずつジェラートを食べ、お勧め全種類制覇なんてのも良いですね^^実際にジェラートを食べてみたら、どんな味が美味しかったかコメントを頂けると嬉しいです。
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