食べ物

ミラノのお勧め料理~ミラノ風カツレツ~

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イタリアで有名な食べ物と言って思い浮かべるとしたら何がありますか?パスタ?ピザ?もちろんこれらの料理もイタリアの代表料理ですが、他にもイタリアには各地方で特有の料理が数多くあります。私の住むミラノでもいくつか代表的な料理がありますが、その中でも皆さんにぜひとも紹介したいお勧めの料理があります。

 

その料理と言うのが…

 

ミラノ風カツレツ。

 

ミラノ風カツレツって聞いたことありますか?最近では日本のレシピの中でも紹介されたりしていますよね。今回はミラノ風カツレツがどのようなものか本場ミラノからご紹介します。

 

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ミラノのお勧め料理~ミラノ風カツレツ~

ミラノのお勧め料理と言ったら、やはりミラノ風カツレツ。イタリア語では「cotoletta alla milanese コトレッタ アラ ミラネーゼ」と呼ばれ親しまれています。

 

ミラノ風カツレツは日本で言うトンカツに少し似ていますかね。一般的なミラノ風カツレツは子牛肉をたたきのばしたものに小麦粉、溶き卵、パン粉をつけ、たっぷりのバター(もしくはオリーブオイル)で焼き揚げた料理になります。

 

先日、ミラノっ子も大好きなこのミラノ風カツレツをレストランで食べる機会がありました。訪れたレストランはミラノ南西部のNavgilio(ナビリオ)地区にあります。ナビリオ地区には12世紀にミラノとティチーノ川を結ぶナビリオグランデ運河が造られ、現在ではこの運河沿いに数多くのレストランがひしめき合っています。

クリスマスシーズンと言うこともあり、ナビリオグランデ運河沿いはライトアップされていました。運河沿いにずっとずっとオレンジ色のライトが続いていてとてもきれい。

 

私たちの予約したレストランはCONCORDIA CANTINA(コンコルディア カンティーナ)というお店。

 

プリモピアット(1皿目の料理)の中にはカルボナーラやミラノ風リゾットなどのメニューがあります。イタリアのカルボナーラは日本で食べる生クリームを使用したカルボナーラとは違い、卵とパンチェッタ(豚のバラ肉を塩漬けしたベーコンのようなもの)とたっぷりのぺコリーノチーズ(羊の乳から作るチーズ)を使い作られています。また、ミラノ風リゾットはサフラン入りのリゾット。日本ではあまりなじみのない味なので、せっかく来たら食べてみる価値ありです。

 

セコンドピアット(2皿目の料理)の中には、今回お話しているミラノ風カツレツやフィレンツェで有名なビフテキなどのメニューが並びます。プリモピアットもとても魅力的だったのですが、2皿は食べきれないため断念。そして楽しみにしていたミラノ風カツレツを注文。

カツレツしっかりと見えてますか?サラダの下に埋もれていますが、とっても大きなカツレツです。フライドポテトの下まで広がっています。ミラノ風カツレツはとても大きくゾウの耳の形に似ていることからも、イタリア語で別名「l’ orecchia d’elefante ゾウの耳」とも呼ばれます。これでお値段18ユーロ。

 

好みでレモンをかけたり、コショウやオリーブオイルをかけて頂きます。バターのきいたカツレツと赤ワインはとても相性が良く、どんどん食が進みます。フライドポテトはオーブンポテトに変更することもできるんですよ。

 

非常に大きいカツレツでしたが、脂身も少なくあっさりしていて、胃もたれなどを起こすこともありませんでした。

 

ミラノ風カツレツは家庭でも作られるのですが、家庭で作る際は子牛肉の他にも好きな肉(鶏肉や豚肉)を自由に使います。そこに好みのよってオリーブオイルもしくはバターをたっぷりつけ、パン粉をつけて焼き揚げます。(小麦粉や卵は家によってつけたりつけなかったりするようです。)揚げる代わりにヘルシーにオーブンで焼くこともあります。それぞれ若干の違いはありますが、どれもとても美味しいですよ。

 

まとめ

今回はミラノでお勧めの料理ミラノ風カツレツをご紹介してきました。日本でも各地方によって郷土料理があるように、イタリアでもそれぞれの地域で代表的な料理があるんですね。イタリア北部のミラノに来る機会のある人には是非とも本場のミラノ風カツレツを食べてみて欲しいものです。

 

作り方もとてもシンプルなので家で試してみるのもいいかもしれませんね^^私もよくチキンを使い作ります。オリーブオイルとパン粉、塩コショウなどを混ぜてオーブンで焼く簡単なものですがとても美味しくできますよ。ぜひ今晩の夕食に試してみては?

 

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