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手遊び歌を親子で楽しもう~イタリアで人気の手遊び歌~

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日本には数多くの手遊び歌がありますよね。「おおきなくりのきのしたで」や「グーチョキパーでなにつくろう」「むすんでひらいて」など子どもが遊べる楽しい歌がたくさん。お子さんのいるあなたなら、一度はこのような手遊び歌を検索したことがあるのではないでしょうか?

 

私の娘はもうすぐ2歳になろうとしていますが、手遊び歌が大好き。日本の手遊び歌はもちろん、イタリアの保育園で習ったイタリアの手遊び歌も大好きで、毎日のように家でも歌って遊んでいます。今回はイタリアで子ども達に人気の手遊び歌を2曲ご紹介します。イタリアではどんな歌が歌われているのかきになりませんか?お子さんと一緒に聞いて、ぜひ踊ってみて下さい。

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手遊び歌を親子で楽しもう~イタリアで人気の手遊び歌~

イタリアでも日本同様、保育園で手遊び歌の時間があります。手遊び歌といっても手だけではなく、体全体を使って踊る歌が人気。イタリアの子どもたちに人気の曲、まず1曲目から見ていきましょう。

「La Bella Lavanderina ラ ベラ ラヴァンデリーナ」。

La Bella Lavanderinaとは日本語に訳すとかわいいクリーニング屋さんとでもいいましょうか。かわいいクリーニング屋さんの女の子が街の人の為にハンカチを洗うという歌です。

 

クリーニング屋さんの女の子が歌の中で踊っていますが、次の歌詞が出てくるときに子どもたちは一緒に体を動かします。

 

Fai un salto(ファイ ウン サルト)
ジャンプして

 

Fanne un altro(ファネ ウン アルトロ)
もう一度ジャンプして

 

Fai la giravolta(ファイ ラ ジラヴォルタ)
くるりと回って

 

Falla un’altra volta(ファラ ウナウトラ ヴォルタ)
もう一度回って

 

guarda in su(グァルダ イン ス)
上を見て

 

guarda in giù(グァルダ イン ジウ)
下を見て

 

Dai un bacio a chi vuoi tu!(ダイ ウン バッチォ ア キ ヴォイ トゥ)
好きな人にキスを贈ろう!

 

この歌は娘がよく4歳の従妹と一緒に踊っています。両親と一緒に踊るときは、最後の好きな人にキスを贈るところで、大抵の親が子どもを抱きしめてキスをします。子どもとのスキンシップもはかれるとてもかわいらしい手遊び歌です。

 

もう1曲イタリアの子どもたちに人気の歌を見てみましょう。

「I due liocorni イ ドゥエ リオコルニ」。

日本語に訳すと二頭のユニコーンとなります。ユニコーンとはヨーロッパの伝説上の動物。1角獣とも言われ、馬の体に1本の角を持ちます。

 

この歌はノアの方舟のお話が由来となっているのですが、あなたはノアの方舟ってご存知ですか?ノアの方舟はキリスト教の聖書に由来するので、簡単に説明しましょう。

 

ノアの方舟のお話では、神様が人類の傲慢さに怒り、大洪水を起こします。大洪水を起こした際、神様はノアという人物に方舟を作らせ、家族と1対ずつの動物を乗せて難を逃れさせるのです。2頭のユニコーンも一緒に方舟に乗ったのですが、彼らは獰猛で他の動物に危害を加えた為、方舟から水に投げ出されたのだそう。

 

生き残ったノアの家族と動物は新しい人類の祖先となるのですが、ノアの方舟に乗れなかったユニコーンは伝説上の生き物となるんですね。

 

子どもの手遊び歌にしてはなかなか奥の深いちょっと悲しいお話ですね。小さいうちは理由などは難しいと思いますが、少し大きくなってきた際に歌の理由を教えてあげるのも勉強になり良いかもしれません。

 

この歌では動物の動きを子どもたちが真似します。上の動画の中で女性が動物の動きを詳しく教えてくれていますね。

 

Ci son due coccodrilli(チ ソン ドゥエ ココドゥリリ)
2頭のワニ

 

ed un orango-tango(エッドゥ ウン オランゴ タンゴ)
1頭のオラウータン

 

due piccoli serpenti(ドゥエ ピッコリ セルペンティ)
2匹の小さいヘビ

 

un’aquila reale(ウナクィラ レアレ)
1羽のワシ

 

il gatto(イル ガット)
1匹の猫

 

il topo(イル トーポ)
1匹のネズミ

 

l’elefante(レレファンテ)
1頭のゾウ

 

non manca più nessuno(ノン マンカ ピウ ネスノ)
他にいない動物はいないかな?

 

solo non si vedono i due liocorni(ソロ ノン スィ ヴェドノ イ ドゥエ リオコルニ)
2頭のユニコーンだけ見かけないね。

 

歌が結構速いので子どもには難しいかな?と思うのですが、意外にも子どもたちはしっかりと動物の動きを真似するんです。歌の中で、動物以外のところも女性は動きを教えてくれていますが、大抵の子どもたちは難しいのでそこまで踊りません。

 

子どもが動物の動きを真似する姿はとってもかわいく見ているだけで和みますよ。

まとめ

今回は手遊び歌を親子で楽しもうということで、イタリアで子どもに人気の手遊び歌2曲をご紹介してきました。いかがでしたか?

 

ぜひイタリアの手遊び歌もお子さんのいるあなたは試してみて下さい^^私の姪っ子たちも義理の妹が日本に遊びに来た時、イタリアの手遊び歌とっても気に入り何度も何度も聞いていました。言葉は異なりますが、メロディーに国境はないのであなたの子どももイタリアの手遊び歌が好きになるかもしれません。

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