イタリア生活

イタリアのマーケットの魅力

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イタリアでは毎日のようにどこかでマーケットが開かれます。マーケットとは日本語に訳すと「市場」や「市」という意味があります。実際にイタリアで開かれるマーケットには2種類あり、野菜や果物、魚、チーズといった食べ物を購入できる日本で言う朝市と、古本や古着などを購入できる蚤の市(古物市)があります。

 

イタリア人はこれらのマーケットをとてもよく利用します。もちろんスーパーマーケットでも野菜などは購入できますが、品物が新鮮でないこともあるので、生鮮品を購入したい場合は断然マーケットがいいのだとか。

 

なんとも幸運なことに私の住んでいるマンションから徒歩圏内に、毎週1度ずつ食べ物のマーケットと古物のマーケットどちらも開かれるんです。今回はこの2種類のマーケットにどんな魅力があるのかをご紹介します。

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イタリアのマーケットの魅力

マーケットは食べ物の場合も古物の場合も、大抵午前中に野外で開かれます(たまに屋内で開かれるマーケットもありますが…)。住んでいる場所によってマーケットが開かれる曜日も違います。私の近所では金曜日ですが、隣町に行くと火曜日と言った感じでバラバラです。その理由と言うのが、マーケットに出店するお店が曜日を変えることにより違う町にも出店できるからなのだとか。

 

食べ物のマーケットの良いところは、なんといっても新鮮な食材を手に入れられること。野菜、果物、肉、魚、チーズ、ハムとなんでも手に入ります。

 

こちらは野菜と果物のお店。

種類もとっても豊富です。今の冬の時期になるとオレンジ(日本のみかんよりも大きいサイズのもの)が旬となり、とても安くて美味しいものが手に入ります。1キロ(オレンジ5~6個)1ユーロとかで購入できちゃいます。日本に居る時は1つ100円はしていたので、イタリアに来てこの安さにびっくり。

 

そして、やはりイタリアと言ったらチーズははずせませんよね。

日本で有名なパルメザンチーズやリコッタチーズの他にも、ヤギのチーズ、コショウの入ったチーズ、ゴルゴンゾーラと呼ばれる青かびのチーズなど種類は様々。チーズに関しては特に、スーパーで売られている物より新鮮なものが手に入るので、マーケットで購入したほうが良いというのがイタリア人の意見。

 

一方蚤の市(古物市)はどんな感じでしょう?
私の家の近くで毎週開かれる蚤の市の規模はとても大きく、陸上競技場のトラックの周り全てがお店で埋め尽くされます。わざわざこの蚤の市の為に遠方から車でやってくるイタリア人も多いほど。

 

こんな感じで青空の下、たくさんのお店が出ます。

 

洋服、靴、本、おもちゃ、食器、電気製品何でも手に入ります。

 

 

古本なんかもたくさん売られています。値段は交渉次第ですが、大抵1冊1ユーロ程で購入可能。私たちも子どもの絵本やDVDをよく購入します。

 

時にはこんなもの使うの?というものまで売られています。こちらはパソコンのコードでしょうか?

蚤の市の見どころは、ほんとなーんでも売っているところ。見ているだけで全然飽きません。もしかしたらお宝を見つけられるかも??

まとめ

今回はイタリアの日常生活の中でよく見かける2種類のマーケットについてご紹介してきました。マーケットの規模は場所によってそれぞれ異なりますが、どんなマーケットでもイタリアの真の暮らしを垣間見れるところが面白いところ。

 

私の家の近くのマーケットは金曜日。今週は娘の為に新鮮なリコッタチーズを購入しようかと考え中。(日本でパンケーキなどによく使われるリコッタチーズ、イタリアではパスタと一緒にも食べるんです。)

 

イタリア人の日常を体験してみたい人には、ぜひともこれらのマーケットに足を運んでみて欲しいものです。

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