イタリアでは至る所でお祭りを見かけます。夏になると毎週のようにどこかで何かしらのお祭りがあっていたり。
ポルチーニ茸の祭り、
クリの祭り、
世界料理の祭りなどなど…
本当に色々な種類のお祭りがあるのですが、今回は私が参加した一年に一度行われるイタリアの魚のお祭りをご紹介したいと思います。
イタリアの魚のお祭りへ行ってみた!
一年に一度行われる魚のお祭り。このお祭りは私が住んでいるミラノからは少し離れたところで行われます。ミラノは海に面していないので、魚有名じゃないですもんね。
魚のお祭りが行われたのは、Camogli カモーリという小さな海辺の街。地図で見てみるとGenova(ジェノヴァ)の近くだということが分かります。
車で行くとミラノから2時間半ほどですが、今回は電車で行ってきました。ミラノのLambrate(ランブラーテ)駅で乗車し、ジェノヴァで一度乗換。所要時間は乗換30分を合わせて3時間程。
カモーリで行われる魚のお祭りは毎年5月の第2土曜日~日曜日にかけて行われます。今年は5月13日~14日でした。
どんなお祭りなのかと言うと…
土曜日の夜にマーケットがずらりと並び、深夜に盛大な花火とファイヤーショーがあります。そして日曜日の朝から昼にかけて巨大なフライパンで魚を揚げ、人々が魚のフライを楽しめるといった感じ。
私たちも土曜日の夕方にカモーリ駅に到着。
早速色々お店が出始めていますね。
美味しそうなお店も発見。
夜になると中心の大広場は人でいっぱいになります。
さすが海辺の街。夜景もとっても幻想的。見ていて飽きません。
私たちは夫の友人十数人と行っていたので、夜は皆が食べ物を持ち寄り、波の音を聞きながら海辺のディナーでした。
そして、深夜になると目玉の花火とファイヤーショー。
花火もファイヤーショ―もどちらも大迫力でした!!!
その後は朝まで火が燃え続けるので、海辺で波の音を聞きながら眠りたい人は、寝袋を持ってきて眠ることもできます。私たちは小さい娘がいたので、アパートを借りて宿泊しました。
そして日曜日…
これが魚をあげる巨大なフライパン。
人、人、人…
この巨大フライパンの魚を求めて、すごい人の行列でした。
私たちはというと、ちょっと離れた別の場所で魚を堪能。地元の人たちが魚を準備してくれます。
大広場のフライパン程は大きくないですが、それでも迫力あり!!しかもここは無料で魚を提供してくれるんですよ~^^
その場で揚げられて新鮮な魚たち、絶品でした。
魚を堪能した後は、カモーリの海辺の街を歩いて楽しみます。どの建物もピンクや緑といったカラフルなものばかり。
そして、海。カラフルな建物と一緒に見るとまた一段と美しい。なんだか日常を忘れてしまいそうな景色です。
思い思いに楽しみ、また電車でミラノまで戻ってきました。魚のお祭りに初めて参加しましたが、これは毎年参加したくなるなぁというのが率直な感想でした。
まとめ
今回はイタリアで毎年一度行われる魚のお祭りをご紹介してきました。
日本でも地方地方でそれぞれ特有のお祭りがありますよね?イタリアも内容は違えど、街全体が総出でお祭りを盛り上げる感じが日本に似ているなぁと感じました。
また何か面白いお祭りがあったら、ご紹介しますので楽しみにしていてください^^