イタリア生活

ARTIGIANO IN FIERAはミラノの大規模マーケット

ARTIGIANO IN FIERA
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ミラノの冬の見どころ、それは1年に1度行われる大規模なマーケット「ARTIGIANO IN FIERA」。

 

このARTIGIANO IN FIERAは本当に巨大なマーケットなんです。どれぐらい大きいのかと言うと、2015年にミラノ万博が行われた場所を丸々使うほど。

 

今回は見どころいっぱいのARTIGIANO IN FIERAの様子を、実際の写真と共に詳しくご紹介します。

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ARTIGIANO IN FIERAとは?

ミラノで1年に1度開催されるマーケット「ARTIGIANO IN FIERA」。日本語に訳すと「職人の商品市」とでも言いましょう。イタリアの様々な地方の特有の商品や食べ物、そして外国のものまで購入することができます。

 

2018年は12月1日~9日まで。毎年冬の時期に1週間程という短い期間で開催されます。

 

会場は2015年ミラノ万博があった場所Rho Fieramilano (ロー・フィエラミラノ)。車で行くと駐車場を見つけるのが難しいため、地下鉄で行くことをおすすめします。

 

 

ARTIGIANO IN FIERAの実際の様子

ARTIGIANO IN FIERAの地図

これが実際に行われた2017年度のARTIGIANO IN FIERA内の地図。右側赤色部分のイタリアをはじめ、他ヨーロッパ諸国、アジア、アフリカと世界各国のマーケットを楽しむことができます。

 

ミラノ万博に行った人ならこの会場の光景少しは見覚えがあるのでは?

ARTIGIANO IN FIERAの会場

ミラノ万博で各国のブース以外は外を歩いたように、ARTIGIANO IN FIERAも非常に広大なため、各国の売り場へ行くためには外を歩きます。

 

まずはイタリア館から。中に入ってみると、すでにすごい人…

ARTIGIANO IN FIERAの会場内

イタリア館の中でもToscana(トスカーナ)、Sicilia(シチリア)、Calabria(カラブリア)とそれぞれの地方からの特有の商品を見れるのがおもしろいところ。

 

マーケット内で販売されるタラッリ

こちらはイタリア人の大好きなタラッロ。スーパーマーケットでも購入できますが、やはり専門店のは更に美味しい。モルタデッラ味(ボローニャ産の太いソーセージ)、ピザ味、パプリカ味など様々な種類が並びます。味見もできますよ。

 

カチョカバロ

イタリアと言ったら、やはりチーズははずせません!真正面にあるひょうたんみたいな形をしたチーズがCaciocavallo(カチョカヴァッロ)というイタリア南部産の乳牛から絞ったチーズ。好きな大きさを言えば目の前で切ってくれます。

 

私もこのチーズを購入。500グラムで10ユーロ程。一般的に売られているスーパーのチーズより少し割高ですが、とーっても濃厚で新鮮なチーズ。そのまま食べるのも美味しいですが、イタリア流バーベキューで食べるのも絶品。

 

 

シチリアのリコッタチーズ

こちらはシチリア地方で有名なリコッタチーズをオーブンで焼いたもの。ミラノではあまり見ることのないチーズ。

 

通常のリコッタチーズより少し固めで、濃厚さが凝縮されている感じ。日頃購入することのできないものを購入できるところも、このマーケットの良いところですね。

 

ロバのサラミ

めずらしいサラミも発見。ロバの肉のサラミです。味見させてもらいましたが、一般的なサラミより柔らかく少し癖のある味でした。

 

面白い形のチョコレート

これはなんだか分かります?ペンチ?手錠?違いますよ~、これはチョコレートなんです!なんともかわいらしい形をしたチョコレートたち。食べるのがもったいないですね。

 

私は妊娠中にコウノトリや妊婦さん、赤ちゃんの靴の形をしたチョコレートたちをもらったこともあります。色々な形のチョコレートがあるので、ぜひとも探してみて下さい。

 

山積みのドライトマト

ドライトマトが山積み。ドライトマトって日本じゃあまり見かけないですよね。パスタソースに使ったらとっても美味しいんですよ。

 

トリュフのペースト

出ました、トリュフ!トリュフはイタリアでも高級ですが、日本ほどではありません。こちらは瓶詰されたものが売られています。瓶詰されたものは匂いが強すぎて、個人的には苦手なのですが、イタリア人は大好きです。

 

イタリア以外の国々の商品も豊富です。アフリカのブースでは数多くのスパイスがそろっています。イタリアでは近年スパイスが人気らしい。

 

日本館だってあります!2017年は7~8軒は見ました。日本に旅行に行くというイタリア人も良く聞きますし、今イタリアでは日本ブームがきています。

刀がずらり…日本はまだまだ侍のイメージが強いのでしょうか?

 

少し残念だったのが、日本館のうち日本人が運営していたのは2軒ほどだったこと。もちろん海外の人たちが運営しても全く問題はないですが、商品はできれば日本のものを全て置いてほしいなぁというのが私の本音でした。(これ明らかに日本のものじゃないでしょ!ってものがけっこうあったので…)

 

まとめ

ミラノで1年に1度行われるマーケット「ARTIGIANO IN FIERA」。世界各国の食べ物や商品を見れて実に面白いです。そろわないものはないのではないかというほど。全店舗を数えてみたら、確実に1000軒は超えているでしょう。

 

期間が約1週間ととても短いのですが、訪れる価値大のマーケットです。もしこの期間にミラノにいるなら、是非とも訪れてみて下さい。

 


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