あなたは今年クリスマスパーティーの予定はありますか?イタリアではクリスマス当日(12月25日)は家族と過ごすのですが、クリスマス近くなると友人や学校でクリスマスパーティーが開かれることが多いです。
私も今年は娘の保育園のクリスマスパーティー、そして友人とのクリスマスパーティーに参加してきました。海外のクリスマスパーティーってなんだかイメージわかない人も多いのではないでしょうか?今回は、実際にイタリアでどのようなクリスマスパーティーが行われたのかご紹介します。
イタリア流クリスマスパーティー
私の娘の通う保育園では12月21日にクリスマスパーティーが開かれました。各家庭が何か一品食べ物もしくは飲み物を持参しパーティーが開かれます。3歳以下の子どもが通う保育園になるため、小さい子ども達が楽しめるクリスマスにちなんだアクティビティが用意されていました。
こちらはクリスマスツリーに色付けができるもの。
もう1つ、クリスマスツリーの飾りつけ。
様々な色の用紙やヒモ、ビーズ、のりが置いてあり、子ども達が好きなようにクリスマスツリーを飾りつけできます。
子ども達がアクティビティを一通り楽しんだ後は、先生と参加家族皆で一緒に歌を歌い、食事にうつります。
イタリアのパーティーではよくオーブンで焼いたパイを見かけます。ホウレンソウのパイ、かぼちゃのパイ、ズッキーニのパイと具材は様々。他にもラザニアや、ピザ、フォカッチャをよく見かけます。
イタリア人はデザートも大好き。パーティーに行くと必ずと言っていいほど手作りのデザートがでてきます。アップルパイ、レモンケーキ、そしてやはりクリスマスといったらパネットーネははずせません!
保育園では日本のようにサンタクロースがプレゼントを持ってくるということはありませんでした。イタリア人の夫に聞くと、これは場合によりけりなのだとか。確かにクリスマスマーケットに行ったときは、サンタクロースがいて、子どもたちにお菓子を配っていました。
つづいて友人宅でのパーティー。イタリア人はパーティー好き。イベントがあると必ずと言っていいほど誰かの家でパーティーを開きます。しかも人数も多い。今回も20人以上の人たちが集まりました。
友人宅についてみるとこんな料理達がずらり。
クオリティ高くないですか?なんだかレストランにでも来ているよう。イタリアならではのモッツァレラチーズとトマトをはさんだもの、サラミ、プロシュートコット(くん製ハム)やプロシュートクルド(生ハム)のサンドイッチ、フォカッチャなどがずらりと並びます。BUON NATALEとはメリークリスマスという意味ですね。
友人の家でパーティーが開かれる場合も、大抵手作りの食べ物か飲み物を持参します。それらをブッフェ形式で自由に取って食べる仕組み。
クリスマスツリーもしっかりと飾られています。すごく豪華。
自分の親しくしている友人にはクリスマスオーナメントなどちょっとしたプレゼントを用意して渡すことが多いです。もしくはプレゼントの値段を決め、それぞれプレゼントを購入し、パーティーの際くじをひいてプレゼントをもらうという催しを行ったりもします。
小さい子どものいる家には特に皆プレゼントを準備し渡します。私の娘は有難いことにお買い物セット、靴下、絵本、コーヒーセットなどたくさんのものを頂きました。
こちらがコーヒーセットのおもちゃ。さすがコーヒー大国イタリア。直火式エスプレッソマシーンのおもちゃがあるんですね。コーヒーカップに、スプーン、砂糖まで忠実に再現されています。
毎日私たちがコーヒーを飲むのを見ている娘は、早速コーヒーを注ぎ、砂糖を入れ、スプーンでかき混ぜ飲んでいました(全てまねですが)。プレゼントもイタリアならではのものがありとても面白いです。
このようにイタリアではクリスマス―パーティーも盛大に行われます。
まとめ
今回はイタリア流クリスマスパーティーの様子をご紹介してきました。イタリア人はクリスマス当日は家族と、近い日には学校や友人と思い思いにクリスマスを楽しむんですね。
今日は12月24日。私たちは義理両親の家に家族みんなが集まりディナーです。ディナー後は25日になる夜中12時まで一緒に過ごします。なんだか日本の大晦日みたいですね。その後25日の昼にはまた家族と一緒にランチととても豪華な内容。
イタリア家庭でのクリスマスの過ごし方もまたご紹介しますのでお楽しみに。