一生思い出に残る結婚式。あなたは海外であげたいと考えたことがありますか?
イタリアの結婚式は、日本のように自分たちで場所選びから全て行うのですが、その場所がとてもロマンチック。
私は3度結婚式に参加しましたが、どれも日本とはまた違った美しさの結婚式でした。今回はそんなイタリアのロマンチックな結婚式の様子を、実際の写真と共にをご紹介します。あなたも将来きっとイタリアで結婚式をあげたいと思いますよ。
イタリアの結婚式には2種類ある?
イタリアの結婚式のタイプには2種類あります。
1つ目が、役所での人前式。役所もしくは結婚する人々が決めた場所に参加者が集まり、皆の前で結婚の誓約など述べます。
2つ目が、教会での結婚式。こちらはカトリック教徒のみが行える結婚式なのですが、教会で神様の前で誓約をするものです。
私が参加した3つの結婚式はどれも、前方の役所での人前式でした。イタリア人はキリスト教徒の人が多いですが、必ずしも教会であげるという訳ではないんですね。
1つ目の役所での結婚式ですが、役所の一室は基本的に会議室のことが多く美しさにかけるとのこと。そんな理由から、大抵の人は別の場所を自分たちで探すらしいです。
今回ご紹介する夫の妹夫婦も自分たちで別の場所を探し、結婚式を行いました。その結婚式の場所というのが昔貴族が住んでいたという邸宅。
現在では人々は住んでいないのですが、結婚式などがある場合は、その邸宅をレンタルできるとのこと。なんだかすごくないですか?このシステム。貴族の邸宅で結婚式をあげるってなんともロマンチック。結婚式場で式をあげる人が大多数の日本。私もそのうちの一人なので、初めて邸宅での結婚式を見た時は衝撃でした。
邸宅の規模がまた大きい。中に入ると、もう既に美しい…
これが式の様子。イタリアの国旗をかけている人が役所の人。役所以外の場所でやる場合は、役所の人が1人出向いてくれるのだとか。
式の内容はこんな感じ。
・初めの言葉
・友人の挨拶
・誓いの言葉
・署名
・役所の人の言葉
これは日本の結婚式ととても良く似ていますね。
式の後はシャボン玉で祝福~これも日本と同じ感じですが、別の結婚式ではお米を投げて祝福しました。それぞれ何を使うかは違うようですが、イタリアで伝統的なのはお米を投げることなのだとか。
結婚式が終わると別の場所のレストランへ移動。私が参加した3つの結婚式では、全てが結婚式場とその後の披露宴会場は別の場所でした。少し街から離れたレストランの付きのお城なんかが人気のよう。
まずは、ミラノで有名なアペリティボから始まります。アペリティボとは食前酒と軽食。
軽食と言ってもかなり豪華。
イタリアでも寿司は大人気!一瞬でなくなっていました。
もちろん色々な種類のチーズだってあります。
アペリティボでは好きなだけ飲んだり食べたりできるのですが、食べすぎると、メインの料理が入らないなんてことになるので、注意が必要。
アペリティボが終わると、レストランの中に入ります。日本の披露宴と同様、各テーブルにそれぞれの席が用意されています。
料理が徐々に席に運ばれてくるのですが…なんと、残念なことに!せっかくの料理取り損ねました( ;∀;)たくさんの料理が出てきたのですが、中でも日本で高級なトリュフのリゾットが出てきたのは衝撃的でした!イタリアでももちろん高価ですが、日本ほどではないようですね。
レストランでの食事。日本の披露宴と違うのは、特に余興などがあるわけではなく、家族や友達と話しながらまったりと過ごします。食後はみんな外でダンス。
レストランでの滞在時間も日本とは全然違います。日本だと披露宴って2時間くらいですよね?私たちがレストランに着いたのが15時で、終わったのが20時なので、計5時間滞在してました。長い!!!
帰宅する時には一家族ずつちょっとしたお土産をもらいます。
妹夫婦が準備していたのは、コンフェッティとスパイス。コンフェッティはイタリアでお祝いごとの際、必ずと言っていいほど目にするチョコレート。スパイスは近年イタリアで流行っている様です。そんなかわいいお土産をもらい、素敵な1日が終わりました。
まとめ
イタリア式の結婚式をご紹介してきましたが、いかがでしたか?イタリアでは結婚式と披露宴を貴族の邸宅やお城で行うことが多々あり、とってもロマンチックだったのではないでしょうか?
私たち夫婦は日本で結婚式をあげたので、(といっても家族や近い人だけの本当に小さなものですが…)イタリア式の結婚式は参加してみて初めて見ることができました。
日本式もイタリア式も違いはありますが、結婚式は新郎&新婦も参加者もみんなが幸せな気持ちになれる特別なイベントですね^^