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ルクセンブルクの観光はお勧め。~小さいけれど魅力的な国~

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あなたはヨーロッパ旅行に行くとしたらどの国に行きたいですか?

 

フランス、スペイン、イタリア、イギリス、ドイツ等ヨーロッパには日本人に人気の観光国が数多くありますよね。

 

それではルクセンブルクという国はご存知ですか?

 

初めて聞いたかもしれません。ルクセンブルクはフランスやドイツと接しているとても小さな国なのですが、ヨーロッパの金融の中心地の一つとしても大事な役割を担っています。前回「シェンゲン協定を知り世界に羽ばたこう。」の中でもお話したシェンゲン協定の名前の由来となったシェンゲンという街もこのルクセンブルクという国にありましたね。

 

小さいのにとても魅力的な国、ルクセンブルク。ずっと行きたいと思い旅行を計画していたのですが、前回は娘の発熱により急遽キャンセル。しかし先週末、遂にこのルクセンブルクの地に降り立つことができたんです。

 

今回は私が実際に歩き、発見したルクセンブルクの街の魅力をご紹介します。

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ルクセンブルクとは?

ルクセンブルクは面積2586平方キロメートルのとても小さな国です。分かりやすく言うと、日本の佐賀県程の大きさが国全体の大きさということになります。地図で見てみても周りの国々の大きさと比べるとかなり小さいのが分かりますね。

人口も国全体で60万人弱と少ないルクセンブルクですが、街の中心には見どころがたくさんあるんです。

 

街の中心へは空港からバスで簡単に行くことができます。16番のバスに乗車しHamiliusというバス停で下車すればOK。

 

ルクセンブルクのバス、カラフルな色でとっても可愛いです。

 

チケット購入の機械もバスの色と統一されていました。

ルクセンブルクのバスは、私たちが訪問した土曜日は完全無料でした。バス運賃を無料にすることで、車ではなく公共交通機関の利用を促し、環境保護へとつながる非常に画期的なやり方ですよね。

 

バスを降りたら新市街を歩きます。

 

こちらは地元の人が手紙を入れていて発見した郵便ポスト。

建物自体にそのまま備え付けられているのですが、なんだかすごくかっこよくないですか?ルクセンブルクは公用語がフランス語、ドイツ語、ルクセンブルグ語の3種類あるおもしろい国。

 

新市街には可愛らしい建物とブティックが続きます。

ブティックと共に、パン屋の数が多いと個人的に感じました。フランスとドイツに隣接しているからか、フランスで有名なキッシュ(パイ生地に卵やベーコン、生クリーム、チーズ等を混ぜてオーブンで焼いたもの)やドイツで有名なプレッツェル(ひものような形をしたパン)がたくさん売られていました。

 

種類がとても豊富なキッシュ。どれもすごく美味しそう。

同じヨーロッパでもイタリアのパン屋ではキッシュやプレッツェルはほとんど見かけないので、やはり食も国が異なれば全然異なるものだと改めて実感しました。

 

イタリアでは絶対に欠かせないエスプレッソ。ルクセンブルクではエスプレッソ自体おいていないなんて言うバーもありました。しかし!ミラノでは見ることのできないスターバックスコーヒーの姿があるではないですか!!スーパーでは日本のコンビニで売っているようなスターバックスのカフェラテも発見。嬉しすぎて即購入。

 

また、ルクセンブルクでは全ての食べ物がイタリアに比べたら割高でした。レストランで外食する場合は1人40ユーロ程は当たり前だと現地在住の夫の友人が教えてくれていたのですが、まさにその通り。ルクセンブルクは経済も発展していて給料が良いので、このように物価も高いのだそう。小さいけれど裕福な国なんですね。

 

ルクセンブルクを観光するなら新市街と共に絶対に訪れたい場所があります。それが、世界遺産にも登録されている旧市街と要塞。

 

旧市街では新市街とは全く異なった景色が広がります。歩いているだけで違う時代にタイムスリップしたかのような気分。

 

 

こちらがボックの砲台と呼ばれる要塞。

ルクセンブルクはフランス、オーストリア、スペイン、ドイツ等の国々から支配されていた歴史があり、支配者が交替する度に要塞は強化されていったのだそう。

 

要塞の中には大砲を撃っていたであろう場所がそのままの姿で残っています。

 

近づいてみると、間から旧市街が見えます。やはりけっこうな高さですね。

 

ルクセンブルクを訪れた日はあいにくの雨だったのですが、なぜかこんな高い場所にカモの姿が…。置物じゃなくて本物ですよ。ルクセンブルクの街並みを見守っているかのようで、なんだかとっても絵になっていました。

ルクセンブルクの新市街~旧市街と要塞はすべて歩いて行動できるので、1日あれば十分に見てまわれます。

 

最後に。ユーロ圏に行って楽しめるのが、その国々のオリジナルデザインのユーロコイン。

今回はルクセンブルクの50セントと1ユーロをゲットしました。このデザインは私はイタリアでは見かけたことがないです。良いお土産になるので、ぜひ旅行に行った際はデザインをチェックしてみて下さいね。

まとめ

今回はルクセンブルクの街の見どころをご紹介してきました。私たちはヨーロッパに住んでいるため、自分たちで飛行機のチケットを取りルクセンブルクを旅行しました。日本から行きたいという人は各旅行会社がオランダ・ベルギー・ルクセンブルクを周遊するツアーなんかも組んでいるようなので、チェックしてみるといいかもしれませんね。私も次はオランダに行きたいなぁ。

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