世の中には旦那さんの仕事の都合や、旦那さんが外国人で海外に住んでいるという日本人の方も数多くいることと思います。
海外で生活し子育てをしていると、気になってくるのが子どもの日本語教育ではないでしょうか?
海外では日常生活の中でも日本語に触れる機会が圧倒的に少ないです。外で聞こえてくる話し声は外国語。テレビやラジオをつけたって日本語は流れてきません。そんな中でも子どもに日本語を身に着けさせる為には、小さいころから日本語をしっかりと教えてあげることが大事になりますね。
今回は海外で子育てをする際ぜひともお勧めしたい日本語学習グッズを厳選して10選ご紹介します。私と同じように海外で子育てをしているあなた。是非ともチェックして必要ならお子さんの為に準備してあげてくださいね。
目次
海外子育てにお勧めの日本語学習グッズ。
1.お風呂に貼るひらがな表
お風呂に貼るひらがな表は毎日お風呂に入る時に必ずひらがなに触れることができるのでとても重宝します。我が家で使用しているのはダイソー商品ですが、侮るべからず!可愛い絵と共にひらがなが書かれてありとても分かりやすいです。
先日2歳になった娘は毎回この表を見ると指を指して絵の名前を知りたがります。絵がついているので、言葉と一致して理解しやすいようです。一度ダイソーをチェックしてみる価値ありですよ。キャラクターものが良い人はインターネットでも様々な種類のものが販売されています。
2.KUMONのひらがなカード、カタカナカード
こちらはイタリアに住む日本人ママに教えてもらった日本語学習グッズ。各カードに大きく1文字ずつひらがなが書かれているのですが、シンプルですごく良い!1枚ずつ手に取って覚えることができます。ひらがな版とカタカナ版別々に販売されているのですが、小さいうちは可愛い絵を見ながら楽しむのもよし、少し大きくなってきたら実際にひらがなやカタカナを練習する時の見本にしてもいいですね。
3.うた絵本
海外にいても子どもには童謡に親しみながら育って欲しいと思いませんか?そんな時にお勧めなのがうた絵本。本の種類によって歌の選曲も違いますが、「どんぐりころころ」や「あたまかたひざポン」などと言った日本でも有名な童謡が入っています。子どもと手遊び歌をしながら日本語を教えられるのでとってもお勧め。
写真は私の娘が実際に使用している2つ。どちらも歌バージョンとカラオケバージョンがついています。ボタンも簡単に押せるので赤ちゃんのころから楽しめます。
4.かるた
日本で昔から慣れ親しんだ遊びかるた。日本の伝統的遊びをしながら日本語の学習もできるって良いですよね。かるたは色々なキャラクターのものが売られているのでチェックしてみるといいと思いますが、私は可愛い絵が大好きでぐりとぐらのものを持っています。
5.日本語の絵本
日本語を学ぶ際にやはり外せないのが絵本。海外では日本語で書かれた絵本を手に入れることがなかなか難しいので、ぜひとも日本から持っていきたいところ。日本の出版社で働いていた本好きの友人に何がお勧めか聞いたことがあるのですが、五味太郎作の「きんぎょがにげた」や「たべたのだあれ」はやはり小さい子には鉄板の絵本とのこと。絵がとてもかわいく色もカラフルなので我が子も読んであげるととても喜びます。
6.アンパンマンおしゃべりいっぱいことばずかん
こちらは以前「子どもをバイリンガルに育てるには」の記事の中でもご紹介したのですが、なんといっても日本語を見るだけでなく音を聞きながら覚えることができるのが良いところ。ペンで絵を押すと日本語で名前を教えてくれます。ちょうど言葉を覚え始めた子どもにぴったりの日本語学習グッズですね。
小さいうちは本当に吸収する能力が高いので、言葉に興味を持ち始めたらできるだけ早めに使わせてあげるといいと思います。大型ショッピングセンターなどでも売っていますが、インターネットで購入したほうが大抵安く、そしてポイントもつくのでお得ですよ。
7.ひらがなマグネット
海外ではアルファベットのマグネットがよく売られているのですが、日本語を勉強するならやはりひらがな版が欲しいですよね。自分で文字を並べて単語を作れるので創造力もつきます。アンパンマンやディズニーのひらがなマグネットも売られていますが、個人的にははらぺこあおむしでも有名なエリック・カールの「あいうえおマグネット」が色も鮮やかでかわいいのでお勧め!ひらがなのマグネットと一緒に動物のマグネット等も入っています。マグネット自体が小さいので、遊ぶ際は親御さんがしっかりと見てあげながら遊ぶといいでしょう。
8.KUMONの書き方カード
KUMONのひらがなカード、カタカナカードを上記でご紹介しましたが、もう少し年齢が上がってきたら試したいのが書き方カード。ひらがなをペンでなぞって練習できるので、正しい書き方を学ぶことができます。何度でも書いて消せるのがいいところ。
9.日本語ドリル
子どもが3~4歳になったら使い始めたいのが日本語の学習ドリル。ひらがなやカタカナを学べるものや数字を学べるものなど種類もたくさんあります。
こちらは日本人の強い味方ダイソーグッズですが、中身もカラーで優れています。セリアにも同じようなものが置いてあります。
ダイソーやセリア商品以外の少し高いものになるとシールなんかもついていて子どものやる気をさらに引き出してくれるものになっています。
写真はハローキティの学習ドリルの一部。日本で幼稚園に通っている姪っ子が家でこれを使ってひらがな等を学んでいるそうなのですが、内容がとても充実しています。ひらがなの他にもカタカナ、簡単な漢字表なども入っているので、1冊あれば長く使用できますね。私はこの商品まだ持っていないのですが、日本に次回帰国した際に買って帰ろうと考えています。
10.日本アニメのDVD
世界にも誇る日本のアニメは日本語を勉強するのに最適。イタリアでもドラえもん等日本のアニメは放映されていますが、言語はやはりイタリア語。せっかくなら日本語で見せて学ばせてあげたいですよね。海外に来る前に好きなアニメのDVDを自分で焼いたり、購入したりして持ってくることをお勧めします。
ちなみに、世界でも有名なジブリ作品のDVDはイタリアでも購入することができます。私は天空の城ラピュタを持っているのですが、イタリア語と日本語両方入っているので、音声を日本語で、字幕をイタリア語で楽しんだりすることもできます。2言語試してみたい方は現地で購入してみるのもいいかと思います。ジブリ作品は子どもがもう少し大きくなったらぜひとも見せてあげたいものです。
まとめ
海外子育てにお勧めの日本語学習グッズをご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?海外で子育てをしていると、日本に居る時以上に子どもの日本語の習得について考える機会が多くなった気がします。せっかく日本の血も受け継いで生まれてきてくれたので、子どもには海外で暮らしても日本語を正しく理解し話せるように育ってほしいものです。
まだ子どもには早いかなぁと感じても、海外で暮らすなら日本語学習グッズは少し前倒しで購入し持ってきてあげることをお勧めします。というのも一度海外に出てしまうと日本に帰るのはなかなか難しいから。私の体験談ですが、また今度でいいやと考えていたらちょうど使用適齢期になったとき手元になく、あぁ前回帰国した時に買って持ってきておけばよかった…と後悔することが多々ありました。
同じような環境にいるあなた、子どもの日本語習得の道のりは長く続くと思いますが、ぜひ一緒にがんばりましょう。