食べ物

豆の種類が豊富な日本とイタリア。

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あなたは納豆が好きですか?

 

納豆はクセがあるので、きっと大好きと大嫌いの両極端に分かれるパターンですね。(ちなみに私は大好きです。)

 

それでは豆腐は?

 

こちらは大半の人が大好きなのではないでしょうか。冬の時期に食べる湯豆腐は体も心も暖めてくれて私はたまらなく大好きです。

 

枝豆は?

 

枝豆は酒飲みさんには欠かせない一品。日本の居酒屋に行くと大抵の場合メニューにもあるほど大人気ですよね。

 

日本で当たり前のように食べることのできるこの3つの豆製品。イタリアでは、日本に比べると断然見かける頻度が少ないです。

 

ではイタリア人はどのような豆類を食べるのでしょうか?実はイタリアも種類は違うものの、日本同様豆類がとても豊富なんですよ。今回はイタリア人がどのような豆を日常で食べているのかご紹介します。

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豆の種類が豊富な日本とイタリア。

イタリアでは前述したように日本でよく食べられる納豆、豆腐、枝豆はあまり見かけません。

 

豆腐は一般的なスーパーマーケットでも売られていますが、ほとんどの場合真空パックに入った硬めの豆腐。お味噌汁を作りたい時はこの豆腐を購入しますが、私はやはり木綿豆腐や絹ごし豆腐がよく恋しくなります。

 

納豆はどうでしょう?ミラノはなんとあの日本で有名なオカメ納豆がアジア系スーパーマーケットで4ユーロ程するんです(泣)。日本で100円もしないあの3つ入りのパックが…いやいや高すぎやしませんか?

 

もちろん海外まで持ってくることなど考えたらお金がよりかかることは分かります。でもいや~4倍か…と考えるとまた今度にしようかな?とずるずる買うのを渋ってしまう自分がいるんです。

 

それではイタリア人はどんな豆製品を食べているかって?

 

イタリア人がよく食べる人気の豆たちがこの3種類。

左がfagioli borlotti(ファジョッリ ボロロッティ)と呼ばれるインゲン豆の一種。真ん中はlenticchi(レンティッキ)と呼ばれるレンズマメ。こちらはイタリアの新年の際にも、コテキーノと呼ばれる豚のソーセージのお供として食べられる豆です。そして右がceci(チェチ)と呼ばれる日本で言うところのひよこ豆。

 

豆類は缶詰めになったものも売られていますが、乾燥されたものの方が栄養価が高いのだとか。

 

イタリアのスーパーに行くと、写真のように乾燥豆が棚にぎっしりと並んでいます。

 

他にもこのように色々な豆がセットになって入っている物も売られています。

こちらの中身は黒豆、白豆、緑豆、赤レンズマメ、そしてオオムギも一緒に入っています。

 

イタリアではこれらの乾燥豆をまず12時間程水に浸します。その後圧力鍋で45分ほど(普通のお鍋の場合70分程)コトコト煮込んで食べるんです。野菜なんかと一緒にミネストローネにして食べるのもかなり一般的です。

 

またチェチに関しては、アラブ地方から伝わったハモスもイタリアでは人気です。ハモスとはチェチ(ひよこ豆)と、オリーブオイル、白ごまのペースト、お好みでニンニク、レモン汁をフードプロセッサーにかけペースト状にしたもの。とってもヘルシーなのですが、パンや野菜につけて食べるとすごく美味しいんですよ。

 

イタリアではベジタリアンの人も多いため、タンパク質を肉からではなくこのような豆類から取る人もたくさんいるんです。栄養価も高くとても健康的ですね。

 

豆類の種類は異なりますが、日本の豆もイタリアの豆も健康的かつ美味しいので私は大好きです。イタリアにいる今はここで手軽に手に入る豆を楽しみ、日本に次回帰った時は納豆を毎日食べるぞ~!とひそかに計画中です。

 

また、納豆をそのまま持ってくることはできませんが、絶対納豆ふりかけを購入しイタリアに持ってこようと考えています。あなたは納豆ふりかけ試したことありますか?

 

 

私は日本に居る時に貰い物で初めて食べたのですが、しっかり納豆の風味がして美味しいんですよね。これ私のような海外在住者にはぜひともお勧めしたい一品。海外でもいつでも日本の納豆の味を楽しめますからね。

まとめ

日本とイタリアそれぞれ種類は違うものの、豆類がとても豊富ということが、イタリアで暮らしてみて初めて分かりました。

 

私の娘は日本でもイタリアでも豆類をよくあげていたので、今2歳になろうとしていますが豆料理が大好きです。特にチェチをフードプロセッサーでペースト状にしてパスタと一緒に混ぜてあげるとすごく喜んで食べます。

 

最近豆類食べていますか?たまには肉の代わりに豆類でタンパク質を取り、健康的な食事にしてみるのもいいですね。

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