国際結婚

イタリア人と結婚するなら読んでおきたい7つの心構え

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「育ってきた環境が違うから好き嫌いはイナメナイ」

 

あなたはこの歌詞どこかで聞いたことがありませんか?

 

山崎まさよしさんの「セロリ」の歌詞の一部なのですが、日本人同士でも結婚をすると育ってきた環境が違うので初めのうちは戸惑うことも多いですよね。ましてや国際結婚となると更に育ってきた文化さえも違うので違いや戸惑いは山のようにあります。

 

最近イタリア人と結婚するという日本人の方々からメッセージをもらうことが徐々に増えてきました。

 

世の中にはイタリア人と結婚する人がこんなにも多いんだと思うと同時に、自分が結婚しイタリアに住み始めた時に驚きがたくさんあったことを思い出しました。

 

今回は、これからイタリア人と結婚するというあなたにぜひとも知っておいてほしい7つの心構えをご紹介します。

 

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イタリア人と結婚するなら読んでおきたい7つの心構え

イタリアで幸せな結婚生活を送る為に事前に知っておきたい心構え7つ。早速1つ目から詳しく見ていきましょう!

1.夫が両親と毎日のように電話するのは当たり前。

日本だと夫が母親と毎日電話をしていたら「マザコンじゃない?」なんていう心無い言葉をかけられると思いませんか?イタリア人では夫が母親と毎日のように電話をするのは至って普通。また、日本のように同居という形は少ないにしろ、イタリアでは両親の家の近所に住むのがかなり主流です。

 

子どもができたら週に2~3度会うなんていうことも当たり前になることでしょう。義理の家族との付き合いが非常に多くなるので気苦労もあるかもしれませんが、ここは自分の両親が近くに居ない私たち日本人妻の強い味方と考え、上手に甘えて付き合っていきましょう。

 

2.イタリア人夫へは日本の繊細な味が伝わりにくい。

結婚をしたら毎日食事を一緒にすることになりますよね?イタリア食、日本食、どのような献立にするか迷うこともあるでしょう。他の日本人妻の方とも良く話すのですが、イタリア人は寿司は大好きだけれど、日本の出汁を使った料理はどうしても味が薄く物足りないと感じる人が多いよう。

 

確かに小さいころからプロシュートコット(ハム)やサラミ、チーズといった日本人の口からしたら味の濃いものや塩辛いものを口にしている彼らにとって、日本の繊細な味がなかなか理解できないのも無理ないか…と私は思います。

 

それでも海外に暮らしていると日本の味が恋しくて食べたくなる時ってありますよね?そんな時には無理して彼らの好みの味にそろえるのではなく(もちろん少しは濃いめに料理してもいいと思いますが)、作った後に塩コショウ等で味を調節してもらうという手を使ってもOKではないでしょうか?

 

3.アイロンがけはマスターしておくべき。

イタリアではアイロンをよく使用します。ワイシャツ以外にもTシャツやテーブルクロスまで全てのものと言っていいほどアイロンをかけます。というのも、イタリアは硬水の為か、洗濯機で洗濯した後の洋服がアイロンがけしないとかなりシワクチャなんです。Tシャツでもアイロンがけしていないと着るのが恥ずかしいレベルです。アイロンをかけることを日本に居るうちから習慣づけてくると、イタリアでも日々の生活が楽になります。

 

4.バスタブの外に排水溝がない?

フランスに住む日本人の友達も同じようなことを言っていたのですが、イタリアはバスタブの外に排水溝がないんです!排水溝はバスタブの中のみ。ということはどういうことか分かりますか?お風呂のお湯を貯めたくても、まず体を洗って貯めるしかないということ(泣)。私も日本のようにバスタブの外に排水溝があることがどれだけ有難いことかイタリアに暮らし始めてよく分かりました。

 

自分1人だけならシャワーでも良いか…となりますが、子どもがいると冬はどうしてもお風呂を貯めてあげたい。しかし体を洗ってとなると、お湯が貯まるまでに寒い思いをさせてしまう。しかも、イタリアのバスタブはイタリア人仕様の為非常に大きいんです!私は身長155センチですが、バスタブに寝転ぶことができる程の大きさです。広くていいじゃないかと思う人もいるかもしれませんが、なかなかお湯が貯まらないので私は個人的にもう少し小さいバスタブが欲しいです…。

 

5.玄関で靴は脱ぐ?

海外では家の中も土足と言うのをよく聞きますよね。もうすでにイタリアにも訪れたことがあれば知っていると思いますが、イタリアも家の中は土足です。家の中では靴を脱ぐという習慣の元育った私たち日本人にとってはやはりどうしても受け入れるのが難しいものです。家に遊びに来る人たちももちろん土足。イタリア人にとっては当たり前。これこそ文化の大きな違いの1つです。

 

どうしても家の中で土足が嫌な場合は住み初めにパートナーに相談しましょう。ミラノに同じように住むイタリア人と日本人のカップルを数組知っていますが、彼らの家は皆土足厳禁にしています。我が家も子どもがいますのでもちろん土足厳禁にしています。義理の両親等が来た時も理由を話しているので、きちんと理解してくれ靴を玄関で脱いでくれますよ。文化の違いがある時にはお互いの理解が大事ということですね。

 

6.イタリアの車はマニュアルばかり。

イタリア人が運転する車はマニュアル車ばかりです。日本で既にマニュアルの免許を持っているという人なら良いでしょうが、オートマの免許しか持っていないという人は少し苦労するかもしれません。しかも、イタリア人の運転はとにかく荒いので、メンタルを強くもつことがイタリアで運転するのに必要不可欠。イタリア人がどのような運転をするかは「イタリアの運転事情を知ると運転したくなくなる?」の記事からどうぞ。

 

イタリア人と結婚してイタリアに住むというのであれば、国際免許証を持参するのではなく、イタリアで日本の免許証をイタリアの免許証へ書き換えることができます。※書き換えを行うと日本の免許証は喪失します。書き換えの手続きについては在ミラノ日本国領事館のホームページで手順を確認できます。

 

7.イタリア語ができないとやはり辛い。

もともとイタリア語を勉強していたという人は問題ないでしょう。しかし、私のようにたまたま結婚相手がイタリア人だったという場合。言語はゼロからのスタートですよね。経験談から言わせて頂くと、渡航前はなんとかなると思っていたイタリア語ですが、実際に現地に暮らし始めて会話ができないことを身に染みて感じると相当辛くなってきます。夫の友人や家族、必ずイタリア語での会話が必要になります。イタリア語全くの初心者と言う方は、イタリアで生活する前に出来る限り文法の基礎は頭に入れてくることを強くお勧めします。

 

当初イタリア語が全くできず辛い思いをした私ですが、そんな時に本当に助けになったのがイタリア語の電子辞書。もちろん紙の辞書も勉強には良いですが、イタリアで暮らし始めると、色々な手続きの時や夫家族との会話の時など一瞬で分からない単語を引ける電子辞書がものすごく役に立つんです!私は家族からイタリアへ渡航する前にCASIOの電子辞書をプレゼントしてもらったのですが、動詞の活用なども全て載っているのでイタリア語超初心者の私にとって心の友的存在でした。

 

私が使用している電子辞書にはイタリア語↔日本語の他に、イタリア語↔英語、更にはイタリア語の文法までも入っています。分かりやすく文法が説明されているので、今でもイタリア語の文法でつまづいた時は必ず見返します。少し値段は高いですが、もしまだイタリア語の電子辞書を持っていなくてどれを買えばよいか分からないという方はこちらとてもお勧めですよ。

 

ちなみに、電子辞書は電池を結構消耗するので、電子辞書と共にぜひ充電式の乾電池と充電器を一緒に持参するといいと思います。あと、ヨーロッパ用のコンセントプラグ(乾電池の充電器用)もお忘れなく!

まとめ

イタリア人と結婚するなら読んでおきたい7つの心構えをお話してきましたがいかがだったでしょうか?自分の育ってきた日本とは全く違う場所で結婚生活を送ると驚くことや辛いことも多々あることと思います。しかし、その分新しい世界を知ることのできるチャンスも数えきれないほどあります。

 

人生一度きり。国際結婚だって楽しんだもの勝ち!イタリア人と結婚するあなたの人生が素晴らしいものになるよう、心から祈っています。

 

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