イタリア語

イタリア語の文法を基礎から学習しようー動詞-ere編ー

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前回の文法で規則動詞の1つ目-areについて学びました。規則動詞には大きく分けて3つあると述べましたが、今回は2つ目を学んでいきましょう。

 

今回学ぶのはこの動詞

 

-ere(第二変化動詞)。

 

早速詳しく見ていきましょう。

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-ere動詞

-ere動詞とは文字通り-ereで終わる動詞のこと。

 

prendere(プレンデレ) 取る、乗り物に乗る
vedere(ヴェデーレ) 見る
chiedere(キエーデレ) 頼む、尋ねる
accendere(アチェンデレ) 火をつける、スイッチを入れる
perdere(ペールデレ) なくす、失う

 

などなどたくさんの動詞があてはまります。

 

この-ere(第二変化動詞)も-are(第一変化動詞)と同様、動詞の語尾だけ変化します。実際にprendere(取る、乗り物に乗る)の動詞の変化を見てみると…

io prendo(プンド)
tu prendi(プンディ)
lui/lei prende(プンデ)
noi prendiamo(プレンディーモ)
voi prendete(プレン―テ)
loro prendono(プンドノ)

 

このような形になります。

 

この表を見てみると、前回勉強した-are動詞と何か似ていませんか?そうです、io, tu, noiの語尾変化は全く同じなんですね!!ということは、今回はlui/lei, voi, loroの場合の語尾変化さえ覚えればいいということ。ラッキー^^

 

では今回覚えたい3つの語尾変化を詳しく見てみましょう。
まずは、lui/leiの語尾変化を2つの文章を使用して説明していきます。

 

1.Lei ama la montagna.(レイ アーマ ラ モンターニャ)
彼女は山が好きです。

2.Lei prende il treno.(レイ プレンデ イル トレノ)
彼女は電車に乗ります。

 

1の文章が前回勉強した-are動詞。
2の文章が今回の-ere動詞。

 

違いは語尾のaとeですね。動詞の原型にaがつく場合は、語尾変化もaを使う。動詞の原型にeがつく場合は、語尾変化もeを使うということ。簡単ですよね?

 

voiの場合も同じです。
-are動詞では-ateと語尾変化するのに対し、-ere動詞では-eteと語尾変化します。

 

1.Voi amate la montagna.(ヴォイ アマ―テ ラ モンターニャ)
あなたたちは山が好きです。

2.Voi prendete il treno.(ヴォイ プレンデーテ イル トレノ)
あなたたちは電車に乗ります。

 

そしてloroの場合は次のようになります。

 

1.Loro amano la montagna.(ロロ アーマノ ラ モンターニャ)
彼女たちは山が好きです。

2.Loro prendono il treno.(ロロ プレンドノ イル トレノ)
彼女たちは電車に乗ります。

 

ここで注意!loroの場合、prendenoとはならずにprendonoとなるんです!これは全ての-ere動詞にあてはまるので気を付けて下さいね~。

 

それではいくつか練習してみましょう。

 

問題

次の3つの-ere動詞の活用をしてみて下さい。

1.scrivere(スクリーヴェレ)書く
2.leggere(レッジェレ)読む
3.rispondere(リスポンデレ)返答する

まずは答えを見ずに実際に自分でノートに書いてみて下さいね。

 

それでは答え合わせ。

1.scrivere

io scrivo(スクヴォ)
tu scrivi(スクヴィ)
lui/lei scrive(スクヴェ)
noi scriviamo(スクリヴィーモ)
voi scrivete(スクリヴェ―テ)
loro scrivono(スクヴォノ)

 

2.leggere

io leggoッゴ)
tu leggiッジ)
lui/lei leggeッジェ)
noi leggiamo(レジァーモ)
voi leggete(レジェ―テ)
loro leggonoッゴノ)

※発音が少し複雑ですね。
GA-GO-GU ガ‐ゴ‐グ
GI-GE ジ‐ジェ
と発音するんでした。覚えてますか?

 

3.rispondere

io rispondo(リスンド)
tu rispondi(リスンディ)
lui/lei risponde(リスンデ)
noi rispondiamo(リスポンディーモ)
voi rispondete(リスポンーテ)
loro rispondono(リスンドノ)

 

問題なく活用できたでしょうか?それでは今回はここまでにしましょう。

 

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まとめ

今回は2つ目の規則動詞-ereについて勉強してきました。1つ目の規則動詞-areと同様覚えてしまえば、意外と簡単だったのではないでしょうか?
規則動詞の活用を覚えてしまうと、文章を作るのが本当に楽になるので、ここでしっかりと覚えてしまいましょうね。

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