イタリア生活

イタリアのクリスマスは食べて食べて食べまくる?~1日目編~

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あなたは今年のクリスマスはどのように過ごしましたか?日本ではクリスマスはカップルや友達と過ごすイベント的な感覚が強いですよね?イタリアでは、クリスマスは家族と過ごすとても重要な日です。

 

一般的に、イタリア南部では12月24日の夜から25日0時になるまで家族と一緒に食事をしながら過ごします(最近では25日の昼も再び集まる家庭も多いそう)。一方で、イタリア北部では12月25日の昼に家族が集まり食事をします。

 

私は現在ミラノ在住ですが、義理の両親がイタリア南部出身の為、12月24日の夜に家族一同が集まり食事を共にし、また25日の昼も再度集まり食事をします。

 

今回はイタリアでどのようなクリスマスの過ごし方をするのか、実際の写真と共にご紹介します。日本とはまた違ったクリスマスの過ごし方で面白いですよ。

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イタリアのクリスマスは食べて食べて食べまくる?

イタリアでのクリスマスの過ごし方はとても豪華。テーブルセッティングから料理まで本当に手が込んでいます。私の家族は義理両親の家で24日の夜食事をしたのですが、義理の両親の家に着くと既にこのようにテーブルがセッティングされていました。

全体がクリスマスカラーの赤で統一されています。

 

それぞれの席には手作りのネームプレートが…

義母が物づくりの好きな人で、松ぼっくりに金色のスプレーで色付けし、ネームプレートを置くという凝りよう。

 

こちらは義理の妹の作ったキャンドルライト。キャンドルライトがあるだけで、テーブルがとても華やかになります。

 

食事はまず、アンティパストと呼ばれる前菜から。パプリカ、ナス、ヨーロッパで良く食べられるアーティチョーク、玉ねぎとオリーブのパイなど多様な前菜が食卓に並びます。

 

続いてプリモピアットと呼ばれる第1番目の料理。

イタリアでは前菜に続き、パスタもしくはリゾットなどのプリモピアットを頂きます。今回は雌鶏、雄牛、野菜で出汁を取ったスープのパスタ。さすが手が込んでいるだけあり、とっても良い出汁が出ていて美味しい…。

 

続いてセコンドピアット(第2番目の料理)。セコンドピアットでは大抵肉料理か魚(魚介)料理どちらかが食べられるのですが、クリスマスということでどちらも食べることに。

写真左はパルメジャーナと呼ばれるイタリアの定番料理。薄切りにしたナスを揚げ、トマトソースとチーズを何層にも重ねオーブンで焼いたものになります。写真上はエビをフライしたもの。写真下はハム、チーズ、チキン入りのロースト。とても濃厚な味付けです。そして写真右はイタリア語でプレと呼ばれる料理。日本で言うマッシュポテト。茹でたポテトを裏ごしし、牛乳、バター、パルメザンチーズを混ぜ合わせます。イタリアでは良く料理の付け合わせで食べられます。

 

そして、食後はなんといってもデザート。

イタリアではクリスマスにはパネットーネもしくはパンドーロを食べるのですが、パネットーネは25日に開けようということで、24日の夜はケーキ屋さんのデザートたちを食べることに。イタリアではこのような一口サイズのデザートを良く見かけます。チョコレートクリーム、レモンクリーム、カスタードクリーム、ピスタチオクリームと種類もかなり豊富。クリスマスということでサンタクロースもいますね!

 

食事後は待ちに待ったクリスマスプレゼント!クリスマスツリーの下にはすごい量のプレゼント。

日本ではサンタクロースが子どもの枕元にプレゼントを持ってきてくれますよね?イタリアでは枕元にプレゼントを置くという習慣はなく、クリスマスツリーの下にプレゼントを準備します。大抵一人一人に(もしくはカップルに)プレゼントを準備する為、クリスマスツリーの下はすごい量のプレゼントになります。基本的に25日になるとプレゼントを開けるのですが、私たち家族は小さい子供たちもいるので、0時になる前にプレゼントを開けることに。

 

子ども達には人形や洋服、おもちゃ、本、大人には香水やボディクリーム、旅行券、マッサージ券、洋服などそれぞれが真剣に考えたプレゼントがずらり。

これらは私の娘が今年のクリスマスにもらったプレゼントの数々。家族以外にも友人からもらったものも入っていますが、プレゼントの量だけ見てもいかにイタリア人にとってクリスマスが大事なものか伝わってきます。

 

25日の0時になったらまた数時間後に会おうねと言って一旦解散します。そしてまた25日の昼に集まり昼食を共にすると言った過ごし方をします。

 

25日の様子は長くなりそうなのでまた明日お話しますね。

まとめ

今回はイタリアでのクリスマスの過ごし方をご紹介してきました。イタリアのクリスマスは日本のクリスマスよりも盛大ですね。25日もまた家族と過ごすのですが、料理の内容や飾りつけなど異なる点も多いので、その様子をまた明日ご紹介します。楽しみにしていてください^^

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