あなたには人生の中で一度は住んでみたいと感じる場所がありますか?
自然いっぱいの田舎。
可愛いショップ等魅惑がたくさんの大都会。
日本と全く異なった文化を持つ海外。
それぞれの思いがあることでしょう。
私は今まで生きてきた中で、日本や海外様々な場所に住み、旅行にもたくさん出かけてきました。素敵だなぁと感じる場所は多々ありましたが、住んでみたいとまで思うような場所にはなかなか出会ってきませんでした。
そんな私ですが、先日訪れたイタリアのとある小さな村を見て「いつかこんなところに住んでみたい!」と心を奪われた場所があるんです。
数時間の滞在時間だったのに私を魅了した場所、それがCervo(チェルヴォ)でした。
人生で一度は住んでみたい場所Cervo(チェルヴォ)。
Cervo(チェルヴォ)はイタリアのリグリア州にある小さな村です。地図を見ても分かるようにフランスからとても近い場所に位置しています。
チェルヴォは人口も1200人弱ととても少ない村です。先日リグリア州の他の都市を旅行した際、帰りに少しだけ時間があり急遽寄ってみることになったんです。
急遽立ち寄ることになったので下調べも全然しておらず、私はただただ友人達について行きました。どんな光景が見れるのかも全く分からず未知の世界だったのですが、この小さな村に一瞬で心を奪われました。
車を駐車し階段を上がっていくと、CERVOと書かれた立派な看板と門がお出迎え。
建物や木々の隙間からはすぐに青く美しい海が見えてきます。更に登っていくとどんな景色が望めるのかこの時点でなんだかワクワク。
海の方向と反対側の建物の方を眺めると…かなり古くに建てられたであろう建物がそのままの姿で残っています。大きな雲で建物全体が覆われていて、厳かな雰囲気が漂っていました。
丘の上には19時過ぎに到着。すでに村のあちらこちらに明かりが灯されていたのですが、どこを見渡しても絵になる美しさ。
目の前には大きな教会の姿も。ところどころピンクで装飾されていてとても可愛らしい感じでした。
教会前の広場からは広大に広がる海が眺められます。
2人の男の子が家の塀をゴールに見立ててサッカーを楽しんでいます。この場所に暮らす子ども達でしょう。サマータイムが始まったため20時過ぎでも辺りは程よく明るく、遅くまで外で遊べるよう。
イタリア人は大人になってもサッカーが大好き。10人程の友人たちと一緒にこの村を訪れていたのですが、その中の1人がこの少年たちに一緒にプレイしようと話を持ち掛けます。
子どもも大人も混じり合い、3対3で皆汗を流しながら本気でボールを追いかけていました。少年たちの両親はそんな姿を2階のテラスからワイングラス片手に眺め微笑みながら写真を撮っています。すごく心地よい和やかな時間が流れていて、まさに癒やしの空間でした。
小さい村ながらも古くから大切にされている建物に囲まれ、息をのむような美しい海を毎日眺めながら穏やかな時を過ごすことができたらどんなに幸せでしょう。
まとめ
人生で一度は住んでみたい場所ということでイタリア・リグリア州にあるチェルヴォと言う村をご紹介してきました。写真と文章でのご紹介でしたが、チェルヴォの魅力は伝わりましたでしょうか?
求めるものによってそれぞれ住みたい場所も異なってくることと思いますが、長い人生の中で自分の気に入る場所で住むことができたら幸せですよね。
きっと世の中にはまだまだ私の知らない魅力的な場所が山ほどあることと思います。ぜひあなたが考える人生で一度は住んでみたい場所を教えて頂けると嬉しいです。