イタリア人と話す機会がある時、簡単に自分の自己紹介ができたらかっこいいと思いませんか?
イタリア語は難しいというイメージを持っている方も多いかもしれませんが、実は自己紹介で使用されるフレーズはいつも同じ。
これさえ覚えておけばイタリア人と出会っても迷わず会話ができる!そんな便利なイタリア語の自己紹介フレーズを10個ご紹介します。
実際にイタリアでよく使用されているフレーズばかりなので、ぜひこの機会に全て覚えてしまいましょう。
初めまして
①Piacere
ピアチェーレ
初めてイタリア人に会った時に必ず言う言葉がPiacere(ピアチェーレ)。日本語では「初めまして」や「お会いできて嬉しいです」といった意味が含まれています。
発音はアルファベットの下に記載しているカタカナをそのまま発音すればOK。
イタリア人の夫からよく言われるのですが、下手に英語を話す時のように外国語発音にするのでなく、日本語のまま発音する方がイタリア語の発音に近いのだそう。
イタリアでは一般的にPiacereの挨拶と共に、Baci(バチ)と呼ばれる頬と頬を合わせるキスをします。
日本では初めて会った人とはお辞儀や握手を交わしますよね?それと同じ感じです。日本の感覚からすると初めて会った人と頬と頬を合わせるって驚くかもしれませんが、イタリアでは一般的。
Baciの回数は通常右と左の2回ですが、住んでいる地域によっては3回する人もいます。日常生活の挨拶の時にも家族や友人と毎回行うので、頭の片隅に入れておくとカルチャーショックを受けなくて済むかも。
名前
私の名前は○○です。
②(Mi chiamo) ○○.
(ミ キアモ) ○○。
初めましてのPiacereという言葉の後、自分の名前を続けて言います。実生活でよく見ていると、Mi chiamo(ミ キアモ)は省略し自分の名前のみを言う人が大多数です。
また、イタリアでは名字は言わず名前のみを言います。
もし相手の名前を聞きたい時には次のように言いましょう。
お名前は?
♢親しい相手♢
③Come ti chiami?
コメ ティ キアミ
♢敬意を表す相手♢
④Come si chiama?
コメ シ キアマ
イタリア語では親しい相手と敬意を表す相手によって使用するフレーズが変わります。
自分より明らかに年下の子どもや、友人の紹介する相手の時は②のCome ti chiami?(コメ ティ キアミ)を使用すればOK。
公的な場や、明らかに年上の相手の時は③のCome si chiama(コメ シ キアマ)を使用しましょう。
発音ですが「chi」は英語だと「チ」と発音しますが、イタリア語では「キ」となるので注意して下さいね。
出身地
どこから来ましたか?
♢親しい相手♢
➄Di dove sei?
ディ ドヴェ セイ
♢敬意を表す相手♢
➅Di dov’è?
ディ ドヴェ
出身を聞くときも親しい相手と敬意を表す相手で2通りあるので、それぞれ相手によって使い分けましょう。
日本から来ました。
⑦Vengo dal Giappone.
ヴェンゴ ダル ジャッポーネ
Giappone(ジャッポーネ)が日本という意味。もし東京から来ましたと言いたい場合はVengo da Tokyo.(ヴェンゴ ダ トーキョ―)となります。
日本の場合はdal、東京など都市名の場合はdaを使用する必要があるので気を付けて下さい。
年齢
何歳ですか?
♢親しい相手♢
⑧Quanti anni hai?
クァンティ アンニ アイ
♢敬意を表す相手♢
➈Quanti anni ha?
クァンティ アンニ ア
年齢を聞く際も相手によって使用するフレーズが異なります。Quanti(いくつの)+anni(歳)+動詞avere(持っている)の活用で作られたフレーズ。
イタリア語では「h」は発音しないので、「hai→アイ」、「ha→ア」という発音になります。
イタリア人は見た目が結構年上に見える人が多いので、実年齢を聞くとびっくりすることがあるかも。逆に日本人は若く見られがちです。
○○歳です。
⑩Ho ○○ anni.
オ ○○ アンニ。
○○のところに自分の年齢をいれます。
20歳 | Ho vent’anni. オ ヴェンタンニ |
---|---|
30歳 | Ho trent’anni. オ トレンタンニ |
40歳 | Ho quarant’anni. オ クァランタンニ |
50歳 | Ho cinquant’anni. オ チンクァンタンニ |
60歳 | Ho sessant’anni. オ セッサンタンニ |
更に詳しい数字を知りたい方はイタリア語の文法を基礎から学習しよう【数字】を参考にしてみて下さい。
まとめ
イタリア語での簡単な自己紹介のフレーズをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?この10フレーズさえ覚えておけば、イタリア人と出会っても臆することなく会話を始めることができることでしょう。
実際私はイタリアへ移り住む前、参考書を購入し独学で自己紹介文も勉強していきました。しかし、実際のところ難しいフレーズはあまり使われないものです。
私の紹介しているフレーズは実生活の中でよく使用されている簡単なものなので、ぜひ使用してみて下さい^^
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