ヨーロッパは他国と接している国が多いので、簡単に海外へ行けるとよく耳にしますよね。イタリアもそのうちの1つ。フランス、スイス、オーストリア、スロベニアと4つの国が接している為、簡単に他の国へ行くことができます。
私も実際にスイスに車で日帰り旅行へ行ったことがあります。島国日本から海外へ旅行するのは飛行機や船を使う必要がありますよね。車で行けるなんて、なんとも羨ましい限り。
他にもフランスへ車で遊びに行ったこともあります。その都市というのが、Briançon(ブリアンソン)というところ。とっても魅力的な都市だったので、今回はイタリアからも行ける近隣国フランスのブリアンソンについてご紹介します。
フランスの城塞都市ブリアンソン
フランスにあるブリアンソン。日本ではあまり聞いたことのない名前かもしれませんね。ブリアンソンはもともと17世紀オーストリアからの侵攻を防ぐ為に建てられた城塞都市なのだとか。標高1350メートルの場所に位置し、フランスの中で1番高い場所にある都市とされています。
地図でブリアンソンを見てみるとイタリアに近いことがよく分かります。ミラノからは車で3時間ほど。
そもそもなぜ私達がこのブリアンソンという場所を訪れたのかと言うと、私が以前オーストラリアにワーキングホリデーしていた時に出会った友人が住んでいたから。フランス人と香港人のカップルで、オーストラリアに滞在していた時からとても仲が良かった友人。彼らもワーキングホリデー後フランスに住み始め、結婚し、私の娘と同じ年頃の女の子もいるというなんとも縁深い友人なんです。
彼らの住むブリアンソンには少し前の今年5月初旬に遊びに行ったのですが、ブリアンソンは標高が高いというだけあって、まだまだ雪景色。
着いた日はあいにくの曇り空で霧がかっていましたが、写真を見るだけでも標高が高いのがよく伝わってきますよね。このブリアンソンはフランスのHautes-Alpes(オート・アルプ県)と言う地域に位置します。名前からも分かるように、見えている山々はアルプス山脈です。以前アルプス山脈について、イタリアからの景色も紹介させて頂きましたが、ブリアンソンからのアルプスはまた違った見え方がしますね。
街中を歩くと階段や坂道ばかり。ベビーカー移動はなかなか大変。
ブリアンソンは山に囲まれているため、本当に空気が澄み切っています。子どもをこんなところで育てられたら素敵ですね。
ポストカードにあるような素敵な景色があたり一面広がっています。
5月初旬でもまだこんなに雪が積もっています。
せっかくなので山に登ろうとしたのですが…山の天気は移り変わりやすいもの。今まで太陽が出ていたのに一瞬で霧がかった空模様に。
少し登ってみたのですが、雪もぱらついてきたため、子どものことを第一に考え今回は断念。
その代わりにと言ってはなんですが、身体を温める為近くにあるカフェへ。建物の作りも山ならではの作りです。とっても可愛らしい。
少しするともう既に青空に。山の空は本当に分からないものですね。
冬の時期には雪がたくさん積もるので、スキーをする人たちもたくさんブリアンソンへ来るのだそうです。そして、イタリアからも近いということで、イタリアからの観光客も多いのだとか。
犬ぞりもできるということで、私たちもまた冬の時期に訪れたいと思いながらイタリアへと戻ってきました。
まとめ
今回はイタリアに接している国、フランスのブリアンソンについてご紹介してきました。フランスで1番高い場所にある街にあなたも行ってみたいと思ったのではないでしょうか?
ミラノから車で数時間ととても簡単に行くことができますが、やはり国が違うと見えるものも違う。自分たちが住んでいる場所とはまた違った景色、建物ばかりでとても興味深いものでした。きっとヨーロッパの他の国でも同じことが言えるのだと思います。
実は11月にルクセンブルクと言うヨーロッパの他の国にも旅行予定だったのですが(こちらは飛行機移動)、直前で娘が発熱し旅行はキャンセル(泣)また違う国に行く機会があったらご紹介しますね^^