旅行

芸術的な村ブッサーナ・ヴェッキアを歩いて。

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イタリアには美しい都市や村が数えきれないほどありますが、先日その中でも独創的な村を訪れる機会がありました。

 

そのきっかけとなったのがイースターに行った友人との小旅行。日本でも最近イースターはエッグチョコレートなどで少しずつ浸透し始めていますがご存知ですか?※イースターについて詳しく知りたい人は「イースターにうさぎが出てくるのはなぜ?」からどうぞ。

 

イタリアはキリスト教徒の多い国なので、イースターは祝日となり盛大にお祝いします。今年は4月1日がイースターでした。

 

イタリア人によるとクリスマスは家族と過ごし、イースターは自分の過ごしたい人(友人、家族、カップル等)と過ごすのだそう。

 

ということで私たち家族も友人の家のあるLIGURIA(リグリア)州で過ごすことになったのです。そこで出会った独創的かつ芸術的な村がBUSSANA VECCHIA(ブッサーナ・ヴェッキア)。

 

今回はこの魅力的な村ブッサーナ・ヴェッキアについて少しご紹介しましょう。お洒落好きな人にはたまらない村です。

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芸術的な村ブッサーナ・ヴェッキアを歩いて。

あなたはリグリア州と聞いてイタリアのどの辺に当たるかイメージがわきますか?ジェノヴァという都市の名前は聞いたことがあるかもしれませんね。リグリアはジェノヴァが州都となるイタリア北西部にある州です。

リグリアへはミラノから車で3時間弱。地図で見ても分かるように、モナコやフランスのニースにとても近い場所になります。リグリア海に面していることもあり、どこの都市も景色が本当にきれいです。

 

今回訪れた芸術的な村BUSSANA VECCHIA(ブッサーナ・ヴェッキア)はそんなリグリア州にある小さな村。

看板にはこんな記載が。

 

VILLAGGIO MEDIOEVALE ARTISTICO
中世の芸術的な村

 

その名の通り、中世の街並みがそのままの形で残ったとても美しい村。

 

建物から道まですべてが石造り。

 

こんな家に一度でいいから住んでみたいと思いませんか?本当に素敵です。

可愛らしい建物の多いブッサーナ・ヴェッキアですが、実は1887年に大きな地震が起こり、大多数の建物が崩壊したのだとか。

 

実際に当時崩壊した教会がそのままの姿で残っていました。

当時村人たちはこの場所に住むことを諦め、新たに丘の下に村を再建したそうです。廃墟と化していたこの村ですが、後に数多くの芸術家たちがこの場所に魅了され集まってきて、現在では芸術家の多く住む村となっているのです。

 

とあるBARに入ると壁に立てかけられている鏡にこんな文章が…

DIMENTICA IL CERVELLO E ASCOLTA IL CUORE
脳を忘れ、心を聞け。

 

カッコいい!!!

 

大人になればなるほど脳で考えることがどうしても多くなるけれど、子どもの時のように心の声を聞き、思うがままに生きられたら最高ですよね。

 

木にはたくさんのぬいぐるみたち。

 

このBARではワインを飲んだりピザを食べたりできますが、値段は定められていませんでした。というのも、入り口に箱が置いてあり、自分の気持ちに応じて好きな額を支払うといった形になっているため。ブッサーナ・ヴェッキアにはこのような場所が数多くあるのだそう。まさに自由の象徴といった感じ。

独特な村ブッサーナ・ヴェッキアはイタリア人にとってもかなり魅力的な場所のようで、現在では観光客も多いようです。私たちが訪れた日も狭い道路に車がぎっしりと並んでいました。

 

高い丘の上にある為、美しいリグリア海を眺めながら歩けるのも魅力の一つ。

リグリア州を訪れる機会がある場合は、ぜひブッサーナ・ヴェッキアを歩いてみることをお勧めします。

まとめ

今回はリグリア州にある芸術的で独創的な村ブッサーナ・ヴェッキアについてご紹介してきました。この村を訪れてみて、私が改めて思ったこと。

 

人生一度きり。やりたいことを思うがままにやりたい。

 

プロフィールを見てもらえば分かるかと思いますが、私は今まで結構自分の好きなことを自由に楽しみながら人生を送ってきました。家族ができ、子どもが出来ると必ずしもそうはいかない。一人ではない分責任も増えるし、何もかもが簡単ではない。今までのように自分の自由にできないことも増え、最近ではそれを嘆いている自分がよくいました。

 

でもそれでは人生もったいないですよね。自分の出来る範囲で、やりたいことをやる。そんな人生送りたいです。

 

あなたは今やりたいことをできていますか?

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